大衆芸能編 寄席

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寄席の歴史

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芸能全体

神仏との関わり

古来、人々は神との語らいを生活のよりどころとしました。ここから祭りが生まれ、神との交流や鎮魂のために歌や舞いなどが催されました。また朝鮮や中国との交流から仏教をはじめとする文物、芸能が伝来しました。

田楽(でんがく)と散楽(さんがく)
『職人尽歌合(七十一番職人歌合)』模本 狩野晴川・勝川 画 室町時代の職業の姿絵。右が田楽、左がのちに能楽に発展する猿楽

『職人尽歌合(七十一番職人歌合)』模本 狩野晴川・勝川 画
室町時代の職業の姿絵。右が田楽、左がのちに能楽に発展する猿楽

稲作は日本人と強く結びついています。田の実りは「田の神」によるものと信じられ、豊作を念ずる舞が行われました。これを田楽と呼びました。田楽が盛んになると稲作から離れて芸能として流行するようになります。中国から渡来した散楽という軽業、手品、幻術、歌舞、滑稽ものまね(こっけいものまね)などを行う芸能の要素が加わり、寺院の法会(ほうえ:仏の教えを読んだり聞いたりする集まり)の芸能となっていきました。演じたのは身分の低い僧たちで、芸の上達にともなって独立し、田楽法師となりました。

説話(せつわ)と説教(せっきょう)、祭文(さいもん)

落語は説話と説教、講談は説教、浪曲は説教と貝祭文を源流としています。

説話とは神話や伝説、昔話、仏教的な因果応報を説く話など古くから伝承された物語を指します。説話集『今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)』には日本、中国、インドの説話が集められています。笑い話も多く、落語の源流といわれています。

説教とは仏教の教えを説くことで、人々に分かりやすく教えるために笑いを入れたり、仏教説話や軍談を語ったりもし、落語や講談の成立に影響を与えました。説教はさらに節をつけて行うようにもなり、節談説教(ふしだんせっきょう)や三味線演奏によって娯楽的要素が強まった説経節が生まれました。

祭文は神仏に捧げる祝詞(のりと)のことです。これが山伏に伝わって山伏祭文となり、さらに貝祭文が生まれました。節談説教や説経節、貝祭文は浪曲と関連の深い芸能です。

貝祭文(かいざいもん)

法螺貝(ほらがい)をメガホン代わりにして錫杖(しゃくじょう)で調子をとりながら歌と語りで描く芸能。デロレン祭文とも

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