大衆芸能編 寄席

  • サイトマップ
  • クレジット
  • このサイトについて
  • 索引
  • 寄席早わかり
  • 寄席の芸能
  • 寄席の歴史
  • 寄席への招待
前のページにもどる

寄席の芸能

大衆芸能のあらまし
  • 落語
  • 講談
  • 浪曲
  • 漫才
  • 太神楽
  • 奇術
  • その他の芸能

主な演目と種類

義理人情や情愛が題材先行するほかの話芸から演目を移すことが多かった浪曲ですが、同じ題材を扱っても、そこにはこの芸能ならではの独自の世界が開かれました。とくに節(ふし)で歌い上げる音楽性は、感情表現でとくに優れた力を発揮したのです。

幕末になって生まれた浪曲は、その題材の多くを講談から取っています。しかし節で喜怒哀楽の情を歌い上げることを特色とするため、講談よりも感情表現を強調する傾向があります。また、日本人が古来より大切にしてきた義理人情についても、節で歌い上げることにより、講談よりも強く伝わってくるように感じられます。

元禄14年(1701年)に、江戸城で浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りつけて切腹を命ぜられた事件と、翌年に内匠頭の家来47人が吉良邸に押し入って上野介を討ち取り、内匠頭の仇討ち[敵打ち]をした事件から生まれた『赤穂義士伝(あこうぎしでん)』は、浪曲にもさまざまな物語があります。その大半は講談から移入されていますが、講談よりも情愛を強く伝えているように感じられるのは、浪曲に節があるためです。

ページの先頭に戻る