大衆芸能編 寄席

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コラム

節劇(ふしげき)浪曲の節にのせて役者が演技をする大衆的な芝居を「節劇」といいます。かつては喜劇俳優が出演する大劇場でも行われていました。役者は浪曲に合わせて動かなければならず、ここから笑いや感動が生まれます。
『横浜の風・三丁目の西日~とりあえず愛…』 元木すみお 作 出演:重田千穂子、鈴木浩之、浪曲師:瑞姫、曲師:浪花三光

『横浜の風・三丁目の西日~とりあえず愛…』
元木すみお 作
出演:重田千穂子、鈴木浩之、浪曲師:瑞姫、曲師:浪花三光

節劇はおもに喜劇として演じられていました。浪曲師が節を速めれば、それに合わせて役者も動作を速くしなければなりませんし、ゆっくりと歌えば、スローモーションのような動作が求められます。また同じ内容を浪曲師が何度も繰り返して節にすれば、役者も同じ動作を何度も行わなければなりません。その一方で、しんみりとした節まわしの時は役者も情感たっぷりに演じて観客の涙を誘います。節劇は今でも、大衆演劇の劇場で時折演じられています。

また節劇の変化発展したものとして、各地の人形芝居を浪曲にのせて演じることも行われています。

このほか、浪曲師自身が役者となって演技をしながら、それぞれが節も歌うという、日本版のミュージカルやオペラのような形式の芝居も演じられたことがあります。

いずれの場合も、浪曲の節が喜怒哀楽の情感をダイナミックに伝えるという特色が活かされており、節劇の可能性はまだまだ広がりつつあります。

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