大衆芸能編 寄席

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芸の修業

声の鍛錬講談の基本は修羅場読みにあります。講談師が最初に覚える演目は軍記物の『三方ヶ原軍記(みかたがはらぐんき)』の修羅場(しゅらば)で、これを読み上げることで発声の基本を習得するとともに声を鍛えます。
『徂徠豆腐』を演じる宝井琴柳 琴柳の小気味よい声は張り扇の音とマッチし、講談独特の雰囲気を生み出す

『徂徠豆腐』を演じる宝井琴柳
琴柳の小気味よい声は張り扇の音とマッチし、講談独特の雰囲気を生み出す

講談と朗読や語りとを区別するとしたら、講談の基本が修羅場読みにあることといえます。講談師が最初に覚える演目は現在も、軍記物の『三方ヶ原軍記』とされています。三方ヶ原の戦いは元亀3年(1572年)に起きた武田信玄(たけだしんげん)と徳川家康(とくがわいえやす)の戦いで、家康の生涯唯一の負け戦(まけいくさ)として知られています。この修羅場を読むことで、語る、話す、読む、謡うなどの調子を学び、腹から声を出すことで声を鍛えるとともに正しい発声を習得します。

観客が聞きやすい声の高さや調子は心地よさにもつながり、話芸においてとても重要なものです。

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