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  4. 作品の概要:第五 道行妹背の走書(あらすじ)

作品の概要

  • あらすじ
  • 鑑賞のポイント
  • 詞章・語釈

第五 道行妹背(みちゆきいもせ)の走書(はしりがき)

清七(せいしち)とお中(おなか)の駆け落ちを追う伝八(でんぱち)を釣船三婦(つりふねさぶ)が殺し、自殺を装わせ、弥市殺しの罪をかぶせました。

第五:道行妹背の走書

清七[玉島磯之丞(たましまいそのじょう)]とお中は、松屋町筋から長町裏、寺町を経て安居(やすい)の森まで逃げてきました。清七は、書き置きを残して切腹しようとします。そこへ釣船三婦が現れ、しばらく身を隠し、ほとぼりをさますよう清七をなだめました。

伝八がお中を追って来ます。三婦の一計により、お中は、清七と別れては死ぬしかないと、伝八に首を吊る方法を教えてくれと頼みます。伝八が手拭(てぬぐ)いを輪にして松の木にくくりつけ、首を通してみせたところ、すかさず三婦が足を払いました。伝八はあっけなく死んでしまいました。三婦らは、清七が書いた書き置きを残し、伝八が弥市(やいち)を殺してそれを苦に自殺したように見せかけました。


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